病室 その1


産婦人科に入院する患者さんにとって、
大変重要な部分であり、とても気になる
部分です。


4.5日間滞在するのですから、少しでも
快適な空間を求めるのは当たり前だと
思います。


病室の種類は、個室、2人部屋 4人部屋
とあり、他に、近頃はあまり見かけませんが、
3人部屋 6人部屋というのもあります。


その中でも、現在は個室が多く求められます。
できれば、全室個室 ということができれば、
良いのですが、コストや、土地形状、プラン
の関係でなかなかそういう訳にはいかないと
いうのが現状です。


となると、大部屋を作らざるをえません。
そこで、どのように大部屋を作れば良いか、
という事を考えなければなりません。



2人部屋は、あまり良い評判は聞きません。
2人部屋が数室あると、1人利用で入院させ
ていき、全室埋まると、順に、2人目を入院
させる形となります。


運よく、入院中ずっと、1人で利用できた
という話もありますが、その場合は、個室
に差額を払って入っていた患者さんと、
不公平感が出る、という問題もあります。



また、最初は2人部屋を1人で使っていたのに、
途中から他人が入ってきていやな思いをした。
という感想があったりもします。


最初から2人部屋で説明しているのだから、
それはおかしいと思われるかもしれませんが、
人間の心理として、仕方が無いことかもしれ
ません。



部屋の形状にもよりますが、1人が窓側で、
もう1人が通路側の窓のないベッド配置
という形にもなります。


また、1つの部屋に、自分と他人が1対1という
のも、なかなか、居づらい気分になる場合が有る
と思います。

医業経営研鑽会
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