内診室

内診室については、診察室と同じ数があった方が良いと思います。

 

診察室の横に付属した形で設けるのではなく、内診室として単独の部屋を設けた方が良いでしょう。

 

内診時は、脱衣などの時間がかかりますので、診察室から内診室へ直接入ることのできる扉と、内診室から直接廊下へ出られる扉を設け、内診前後の時間も、診察室を使用することができるようにすると、患者さんの待ち時間の短縮にもなります。

 

患者さんにとっても、先生が待っている状態で着替えをするのでは無く、別室となっていて、しっかりと身なりを整えてから廊下に出る方が良いと感じるでしょう。

 

内診室の大きさについては、回転式の内診台やエコー等の機材により必要寸法が変わります。将来、内診台を更新や、機器増設をすることも考えて、よく打合せを行い慎重に決めていくべきです。また脱衣などのスペースも必要となりますので、注意が必要です。

 

また、無影灯や照明器具のレイアウト、設備配管や電気配線、コンセント、スイッチの位置やカーテンレールなど、使い勝手上でとても大切な項目が多くありますので、これらもあわせて検討し設計しなければなりません。


医業経営研鑽会
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