受付2
患者が受付カウンターの前に立った時に、カウンター内での事務作業が丸見えにならないようにする工夫も重要です。
受付での作業を最小限にし、別室を設け作業はそこで行うようにすれば良いと思われるかもしれませんが、
作業効率やスペース等の問題がありますので、カウンター高さや形状、視覚的な工夫を行い、
患者さんから見た受付周りはすっきりとさせ、かつ、スタッフの作業も機能的になるような、
デザインをしなければなりません。
また、個人情報保護に点からも十分気を付けなければなりません。
また、電子カルテを利用している場合は、パソコン画面が患者さんから直接見える様な位置ならないように
あらかじめ設置位置を検討しておく必要があります。
また、プリンターを含めパソコン台数をしっかり把握し、カウンターの大きさおよび形状を決めていく必要があります。
紙カルテを使用している場合は、患者さんから直接カルテ棚が見えないような工夫があればよいですね。
受付をして、すぐ後ろにカルテがあると、とても便利だとは思いますが、やはり、イメージを大切にすべき部分だと思いますので、
作業動線の良い場所で、患者さん側からは見えないところに、置いたほうが良いと思います。
作業の面倒さは、さほど変わらないと思います。
この他にも、スキャナー、コピー機、FAXなど色々な事務機器が必要ですが、これらもなるべく受付の患者さんの目に直接入らないように
レイアウトしたいところです。